思い通りの結果が得られなくて、自分の作品や才能が評価されないときは苦しいですよね。
すでに社会で活躍している同世代の作家やプロ漫画家などと自分を比べてしまい、「自分には才能がないんだ、活躍している人達は天才だったんだろう」と思って落ち込んでしまうこともあるでしょう。
そんな時に救いとなる考え方があります。
それは誰でも天才になれる方法です。
この法則は、アメリカの作家のマルコムさんが提唱した法則です。
どの業界の一流のプロや天才達に共通するものは何だろうと疑問に思い調査したら、プロになるまでの練習努力の時間量に共通点を発見しました。
それが、1万時間です。
世に認められて活躍できるレベルまでスキルを磨くのにかかる時間がだいたい1万時間だというのです。
この法則は、その人のもともと持っていた才能や技量に関係なく働くようです。
この1万時間の法則は凡人に希望を与えますね。
今は初心者でどんなに貧しい才能や技量しか持っていなかったとしても
1万時間の練習を積めば、本物のスキルに磨き上げられるということです。
そうはいっても1万時間というのは膨大な時間です。
それだけの練習を積めばプロのレベルになれるのは理解されていますが、問題は一流のレベルまで今の自分がどれだけの日数がかかるかということです。
毎日10時間練習するとしたら、1000日となり約3年で一流のプロレベルのスキルになれます。
自分がその才能の分野で一流になりたいのならその分野の毎日の練習時間量で割ってみるとあとどれくらいで一流レベルになるかわかりますね。
という時間の目安になります。
この1万時間の法則を見つけるために様々な業界のプロを調査した結果、驚くことに生まれながらの天才と呼ばれるような才能に恵まれた存在はいなかったそうです。
この事実は生まれつきの才能はあまり関係なくスキル修得にどれだけ時間を費やし1万時間に達したかということだけが、プロとアマチュアの差だということです。
どれだけ努力しても報われないと、自分には才能がないと思ってしまいがちになり、ついには自分自身に絶望して努力を放棄してしまい夢を諦めてしまう人もいると思います。
この1万時間の法則を
知っていれば、
一流になるのにあとどれだけの時間がかかるのかわかるので、モチベーションの維持に有効です。