創作活動をする際には、自分が得意な分野や興味のあるジャンルを把握しておくことが重要です。
他人や編集者からの意見に流されてしまって自分の好きなものや才能があるものから離れてしまうと、創作に対する情熱が薄れてしまったり、作品にも魅力が伝わらなかったりします。
また、色々なフィードバックを受けて作品を修正していく過程で自分が本当にやりたいことや好きなことが何だったのか忘れてしまうこともあります。
そこで、自分に合ったジャンルや好きなことを見つける方法を紹介します。
自分の好きなことや強みや才能を自分でしっかりと理解していることは創作者として非常に大切です。
好きなことであれば熱中して学び続けることも可能です。
逆に興味がないことや好きではないことは才能に発展させることは困難です。
人は思っているほど、自分のことを知っているわけではありません。
今回紹介する方法で自分を分析してみると、強みや伸ばすべき才能の方向性が見えてくるでしょう。
趣味や習い事だけでなく、毎日や毎週行っていることをリストアップしてみてください。
そのことを続けている人は、続けていない人よりもそのことに詳しくなっていますし、続けられているということは、続けられない人よりも才能があるということです。
なぜなら、興味や意味を感じない人は、そのことを継続することができないからです。
この続けていることは、何でも構いません。
ランニング、インターネット、漫画、ショッピング、日記など色々あるでしょう。
それらを一度書き出してみましょう。
お金を使って買ったりするものは、自分がそのものに対して価値を感じていたり、好きだったりするからです。
好きではないものには、余計なお金は使わないですよね。
マニアックな趣味を持つ人は、一般的な人からは「どうしてそんなものに!?」と思われるようなものにもたくさんのお金を使っています。
でも本人にとっては、それはお金を使う価値のあるものなのです。
自分がどんな分野に価値を感じているかを客観的に知るためには、何にお金を使っているかを調べるとわかってきます。
アニメ、ゲーム、グルメ、服、小説、旅行、健康、登山、ラノベ、自己啓発など様々なものがあると思います。
ネットで購入しているのであれば、クレジットカードの明細をチェックするのも有効です。
お酒が入ったりして、気分が盛り上がったときに、あなたが人に話してしまうことはどんなものですか?
自分が興味があることや好きなことだからこそ、人に話してしまうのです。
あなたはどんなジャンルや分野のことになると口数が増えるか書き出してみてください。
そのことに対して自分は情熱や知識があるから話してしまうのだと思います。
例えばあるゲームの話題になると止まらなくなるなら、そのゲームに何かが魅力的で、引き込まれているので自分が情熱を感じているのだと言えます。
本屋やコンビニで自分の関心のあるジャンルやコーナーには自然と目が行ってしまいます。
自分が気になってしまったり、手に取ってしまう本や雑誌はどんなものですか?
自分がその分野に興味を持っていたり、好きだったりするからこそ、そのコーナーをスルーしないはずです。
建築、ファッション、流行、旅行、健康、登山、ラノベ、自己啓発など様々なジャンルがあります。
どんなジャンルの本に興味を持っているか書き出してみてください。
自分が集めてきたものを客観的に見てみましょう。
本棚にはどんなジャンルの本が多く並んでいますか?
漫画ならどんなジャンルの漫画が好きですか?
趣味で集めているものやコレクションは何ですか?
自分が持っている物や本は、他の人とはまったく違うものになっています。
同じジャンルでも、細かく分けると好みは人それぞれになります。
インターネットで情報を検索したり、お気に入りのサイトを見たりすることがありますよね。
そのときに、気づいたら時間がたってしまうジャンルは何ですか?
これも個人差がありますし、あなたの個性が表れた時間の使い方だと言えます。
それを確認してみましょう。
ブックマークしたサイトをチェックするのもいいです。
誰でも絶対に解決したいことがあると思います。
そのことに対しては普通の人には想像もできない強い思いがあるでしょう。
そんなに熱い思いを持てるということは
その解決したい分野は得意な分野にもなります。
何個でも構いませんので書き出してみましょう。
実現可能かどうかは関係ありません、
こんな夢が叶えられたら素敵だというビジョンは何ですか?
自分を制限しないでイメージしてみましょう。
欲しい物、やりたいこと、なりたい自分、ここでは何でも構いませんのでイメージを広げてみましょう。
すると、自分が本当に求めているものが見えてきます。
意外と、普段深く考えて何が本当に欲しいのか答えていないものです。
その夢や妄想も書き出してみましょう。
頭の中で考えているだけでは、客観的に自分で判断することは難しいです。
紙に書き出すと文字化されるので、それらの項目を見比べられて、客観的に分析できるようになります。
実際に書き出してみることが重要です。
色々書き出した事柄から自分は何に興味があるか、情熱を感じるか分析してみましょう。
何回も出てきたキーワードや物事は才能や強みにつながる分野に成長させる可能性の高いものです。
他の人はそこまで情熱を持っていないかもしれません。
自分の武器になるように磨いていきましょう。
あと書き出した項目に点数をつけてみるのも効果的です。
そうすると、興味があるものの中でも、自分の中で優先順位がつけられ、どのジャンルに一番熱くなれるかが客観的に分析することができます。
ですから、時間を作って興味のあるものを書き出してみることをお勧めします。
伸ばすべき才能のある分野や、情熱を持てるものが自分でわかるようになります。
攻略する敵を知る前に、まずは自分をしっかり知っておくことは戦略においては重要です。