既存の作品からアレンジしてネタ・アイデアを使うコツ「オズボーンのチェックリスト」
ありふれたアイデアや既に存在するアイデアでも、そのアイデアを反転させたり変化させたりして新しいアイデアに作り変える方法について書いています。

 

創作活動をしていると、時々ストーリーのアイデアに困ってしまうことがあります。

 

どうしてもオリジナルなものを作りたいと思っても、思い浮かぶのは既にある作品や他のメディアからの影響されたものばかりです。

 

そんな時に役立つのが、既存の作品やアイデアを自分の創作に応用できるように工夫する方法です。

 

その一つが『オズボーンのチェックリスト』です。

 

オズボーンのチェックリスト(9つの発想の視点)

1:【転用する】新しい使い道を探す

 

このアイデアは他のことにも応用できないかと考えることで、アイデアの可能性が広がります。

 

2:【応用する】真似できないか?他に似たものはないか?

 

他に類似したものを探してみると、アイデアの改良点や差別化点が見えてきます。

 

3:【変更する】何かを変えたらどうか?

 

形や意味、色や動き、音や匂い、感触や印象など、アイデアの要素を一つずつ変えてみると、アイデアの新鮮さや面白さが増します。

 

4:【拡大する】大きくするとどうか?

 

大きさや強さ、長さや高さ、厚さや濃さ、量や範囲など、アイデアのスケールを上げてみると、アイデアのインパクトや魅力が高まります。

 

5:【縮小する】小さくするとどうか?

 

小ささや軽さ、低さや短さ、薄さや弱さ、数や地域など、アイデアのスケールを下げてみると、アイデアのシンプルさや独自性が出ます。

 

6:【代用する】他のものに代用できないか?

 

既存のアイデアを他のストーリーに適用してみると、アイデアの汎用性や応用力がわかります。

 

7:【置換する】入れ替えてみたらどうか?

 

順序や位置、展開や成分、テンポやキャラクターなど、アイデアの構成要素を入れ替えてみると、アイデアのバリエーションや奥深さが増します。

 

8:【逆転する】逆にしてみるとどうか?

 

順番や上下、左右や前後、役割や弱点など、アイデアの要素を逆にしてみると、アイデアの驚きや面白さが生まれます。

 

9:【結合する】組み合わせてみる

 

二つ以上のアイデアやストーリーを組み合わせてみると、新しいジャンルやスタイルが生まれます。

 

まとめ

 

『オズボーンのチェックリスト』を使うと、ありきたりなアイデアでも自分なりの工夫でオリジナルな作品にすることができます。

 

創作に行き詰まった時は、時間をかけて試してみる価値があります。