小説や漫画など、ストーリーがあるものを読んだり見たりする理由は何でしょうか？

 

多くの人は「面白いから」と答えるでしょう。

 

面白さがなければ、時間を割いて漫画や小説に触れることはしないでしょう。

 

しかし、面白さとは一体何でしょうか？

 

人によって面白さの基準は様々です。

 

では、読者が面白いと感じる要素は何でしょうか？

 

読者は感情を揺さぶられたい

 

「どこが面白かったですか？」と聞けば、

 

• 「スリル満点のアクションシーンに引き込まれた」
• 「主人公の生き方に感動した」
• 「最後に思わず涙が出た」

 

など、それぞれに面白かったポイントを教えてくれるでしょう。

 

これらの面白かった人たちに共通することは何でしょうか？

 

それは・・・

 

感情が揺さぶられたということです。

 

感動という言葉も使えますが、感情が揺さぶられることには、ドキドキや怒りや悲しみ、笑いなども含まれます。

 

つまり、読者は感情を揺さぶられるときに面白いと感じているということがポイントです。

 

読者は感情を揺さぶられたいから作品を見るのです。

 

創作者は自分の感動ポイントを知っておく必要がある

 

エンターテイメント作品を作る人は読者の感情を揺さぶるために、まずは自分が感情が揺さぶられたポイントを知っておく必要があります。
作者自身が過去に感情が揺さぶられた経験があるからこそ、読者を感動させるシーンを作れるのです。

 

自分は笑いの感情に強い反応を示すなら、コメディやギャグの作品を作ると読者を感動（笑わせる）させる作品が作れる可能性が高いでしょう。

 

アクションシーンに感情に影響されやすいなら、アクションものを描くと読者の感情を揺さぶるカッコイイシーンを生み出す才能が豊かなのかもしれません。

 

読者の感情を揺さぶること、感動させることを目指すなら自分の感動ポイントを把握しておくことが重要です。

 

あなたはどんなことに感情が揺さぶられますか？

 

初心者のクリエーターによく言われることに、

 

「自分の面白いと思ったことを描けばいいんだよ」

 

というものがありますが、もう少し深く分析すると

 

「自分の感情が揺さぶられたことを描けばいいんだよ」

 

ということになります。

 

まとめ

 

感動ポイントについて話してみました。

 

読者は感動を求めて作品を読んでいること。

 

作者は読者の感情を揺さぶるものを描くと面白いと感じてもらえること。

 

これらをお伝えしました。

 

読者は作品を見て感情が揺さぶられたから面白いと感じていると考えて作品を作ると、より高度なストーリーになるでしょう。