キャラクター作成の際に参考になる性格のパターンを紹介します。
紀元前2300年の古代ギリシャの哲学者が、市民の観察に基づいて人間の様々な悪徳を分類してくれました。
これらのキャラクターの欠点となる要素は、現代の人物にも当てはまるものが多く、思わず「よくあることだね(笑)」と感じてしまうでしょう。
そこで、悪いキャラクター性としてどんな特徴や性格があるのかを、キャラクター作成に活用しやすいように簡潔にアレンジしてまとめてみました。
本音を隠して、二重人格を持つ偽善者。
自分より立場が上の人物に気に入られようと、色々な策略を練る。
どうでもいい話ばかりをする。
野蛮で常に騒がしく、礼儀というものを知らない。
他人から好意を得たいために、その人が聞きたいお世辞を言う。
無謀にも何事にも首を突っ込んでいき、トラブルメーカーになる。
人に話をさせず、喋りっぱなし。
自分に関係ない噂は無視して、噂話を大げさに広める。
度胸はあるが、マナー違反を平気でやっていても恥ずかしいとは思わない。
些細なことでも、得損を計算して損しないように注意する。
他人への敬意や礼儀を無視して嫌がらせをする。
いつもタイミングが悪く、やってはダメなことやり、言ってはダメなことを言ってしまう。
余計なことに口出ししてお節介を焼き、干渉してくる。
重要なこととそうでないことが区別できず、またユーモアなども理解できない。
心が曲がっていて素直ではなく、恨みっぽい。
迷信や伝承をすべて真に受けていて、何か起こるとすぐに怯える。
自分は不当に扱われていると常に不満を言っている。
誰のことも本当は信用しておらず、また誰のことも高く評価しない。
不潔な身体で汚れた服装を着ていて下品な行動をし続ける。
考えもせず作法に無知で、的外れなことを言う。
最新の情報や流行に敏感で、小さな成果を大げさにアピールし自分を高く見せようと見栄を張る。
つまらないことを告げ口したり、困っている人からものを盗むような卑怯なことをする。
存在しない功績があると嘘をつき、自分をほめちぎってばかりいる。
プライドが高く自分は最高の人間だと思っており、他の人々は劣っていると見下している。
トラブルやもめごとなどが起こりそうになると危険を感じて逃げるが、危機が去ると戻ってきて言い訳を並べる。
自分の権力や支配力を高めることに執着している。
自分の都合のいいようにルールを作り変えようとする。
年齢に見合った行動をせず、未熟なままで自分はできると思い込んでいる。
陰で他人の悪口を言ったり、誰に対しても毒舌をふるう。
悪党や悪人とつるんで、アウトローな人々を過剰に擁護する。
お金を稼ぐことに執心し、利益を得るためにあらゆる手段を使う。
キャラクターの悪い特徴30パターンを紹介しました。
これらのパターンを複数組み合わせてキャラクターに与えることもできます。
そうすることで、現実感が増して多彩なキャラクター作りが可能です。
またキャラの新しい特徴を自分で人々を観察してこのリストに追加してみるのもおすすめです。
などのようにですね。
そうすることで、自分だけのキャラ作成の幅が広がりますし、人物観察のスキルも身につきます。