「アイデアが出ない」を解決!新しいアイデアが出やすい時と場所と方法
アイデアが出ない時に有効な行動や、アイデアが出やすい場所について説明しています。

 

創作活動をしていると、新しいアイデアやインスピレーションが欲しくなることはありませんか?

 

「どうしても新しい物語のアイデアが浮かばなくて困っている!」

 

アイデアが浮かばないというのは、創作に携わっている人なら共通の課題のひとつだと思います。

 

そこでここでは、新しいアイデアを得る方法をいくつか紹介します。

 

 

三上

アイデアが生まれやすい場所として昔から言われているのが三上です。

 

三上とは、「馬上」「枕上」「厠上」のことです。

 

これだけでは意味が分かりにくいので、現代風に言い換えてみます。

 

乗り物に乗っているとき

 

最初の「馬上」とは馬に乗っているときのことです。

 

昔は馬が交通手段だったので、現代では車で移動しているときや電車に乗っているときなど、乗り物に乗って移動しているときということです。

 

その乗り物に乗っている時間や空間をアイデアを考える時間にすると新しいアイデアが浮かびやすくなります。

 

寝ているとき


次の「枕上」とは布団やベッドの上などで寝ているときがアイデアが湧きやすいということです。

 

枕元にメモ帳を用意しておいて、寝る前に思案したり眠りかけた時にひらめいたら書き留めたりすることでアイデアを得やすくなります。

 

寝ている間や夢の中でも新しいアイデアやネタが思いつくこともあります。

 

寝床もアイデアを得られやすい場所や時間なので有効活用しましょう。

 

トイレの中

 

最後の「厠上」とは現代ではトイレのことです。

 

トイレの空間や時間はアイデアが出やすいんですね。

 

トイレでは、一息ついたり一人で考え事ができたりするので、意外とひらめきやすかったりします。

 

喫茶店


喫茶店もアイデアが出る場所としては効果的な場所のひとつです。

 

漫画家でも喫茶店でアイデアを練ったり話を作ったりしている人も多く、ひらめきを得る場所としてはおすすめです。

 

自宅や普段の生活している場所ではアイデアを考えようとしても、周囲に遊び心をそそられたり邪魔されたりするものが多くて集中力が途切れがちになります。

 

喫茶店などでは一人でいられて、かつ余計なものが周りにないので集中して考えたり適度にリラックスできたりして、新しいアイデアを得られやすい環境です。

 

アイデアを考える場所としては定番です。

 

散歩

 

散歩は新しいアイデアを引き出すのに効果的だと言われています。

 

その理由は2つあります。

 

ひとつは、歩くことで全身の血液がスムーズに流れて脳も元気に働くようになるからです。

 

もうひとつは、散歩中に見る景色が次々と変化することで、日常の思考パターンから抜け出しやすくなり、新しいアイデアが浮かびやすくなるということです。

 

散歩はアイデアを得るための有効な方法のひとつです。

 

普段行かないところへ行ってみる

 

普段自分が足を踏み入れないような場所に行ってみると、そこが新しい刺激になって、思いがけないアイデアが湧いてくることがあります。

 

人間はだいたい同じ場所や同じ行動を繰り返しています。

 

そして、その行動範囲や習慣から外れることはあまりありません。

 

だからこそ、普段行かない場所や行けない場所にわざと行ってみるんです。

 

そうすることで、自分の世界観が広がりますし、その新しい場所の刺激が、新しいアイデアのきっかけを作ってくれることがあります。

 

旅行も普段行かない場所に行くという意味で良いです。

 

でも、旅行までしなくても近くの場所でも大丈夫です。

 

近場でも自分が知らない新しい場所に敢えて行ってみるという姿勢で良いです。

 

違う分野のことを調べてみる

 

違う分野のことを調べてみる自分が得意なことや、興味のある分野ではなく、少し違った分野のことを調査したり学習したりしてみます。

 

この方法でも新しいひらめきが来ることがあります。

 

普段自分が興味を持たないことをわざと調べてみることで、意外な視点を得られます。

 

新しい視点を得たり、知識が増えたりすることで、今まで思いつかなかったアイデアが出てくることがあります。

 

 

異なる分野の知識が結合して、新しい考えが生まれます。

 

普段しないことをあえてやってみる

 

普段は絶対にしないようなことを敢えてやってみます。

 

考えるだけではなく、実際に動いてみることで得られる経験や体験が、あなたの新しいアイデアの引き金になります。

 

馬鹿馬鹿しいことに挑戦してみることでも構いません。

 

普通の思考や常識では絶対にやらないようなことをわざとやってみることで、それが自分の想像力を広げて新しいアイデアを生むきっかけになる可能性があります。

 

テレビのバラエティー番組やお笑い番組では、馬鹿馬鹿しいことに挑戦して面白さを生み出していますよね。

 

実際に動いてみることで、新しいアイデアが生まれるきっかけを得られることがあります。

 

アイデアを他人に話して会話のキャッチボールをする

 

一人でアイデアを思いつこうとしても、行き詰まってしまって新しいアイデアが浮かばないときがあります。

 

そんなときは人と話すことで新しいアイデアが生まれることがあります。

 

漫画家や作家と編集者の関係もこのようなものですね。

 

一人でアイデアを頭で考えるより他人に話してみて反応や意見を聞きながら、2人でアイデアを掘り下げていくという方法です。

 

専門家でなくても、普通の人との会話でも予想外のヒントや気づきを得られます。

 

こんなアイデアはどうかなと提案してみると意外にも意見や感想を言ってくれます。

 

その反応や意見には自分では思いつかなかったアイデアがあることもあります。

 

実際に話してみることで新しいアイデアのきっかけが見えたり、ぼんやりしていたアイデアが整理されてくることがあります。

 

掃除をしてモノを捨てる

 

掃除をしてモノを捨てるとすっきりしてアイデアが出てくるようになります。

 

不思議ですが、掃除してすっきりすると新しいひらめきややりたいテーマが出てきたりします。

 

創作のモチベーションも上がります。

 

これは必要のないものを溜め込んでいたり整理整頓されていない状態では、新しいアイデアが湧きにくいからだと考えられます。

 

また、モノが満杯で新しいものが入る余地がない状況になると、新しい自分に変わろうとすることを潜在意識では拒絶しています。

 

アイデアも同じです。

 

新しく入れるためには出さなければならない。

 

よく言われることですが部屋の状態とあなた自身の心はつながっています。

 

乱雑な部屋になっていると、思考も乱雑になり考えがまとまらないことが多くあります。

 

すっきりして整理されている部屋では思考もすっきりして新しい考えが湧いてきやすいです。

 

本棚でも、もう読まない古い本を片付けたり捨てたりしてスペースを空けることで、また新し知識を得たくなる欲求が高まり新しい本が入ってきます。

 

捨ててスペースを開けるとで、新しく入ってくるんですね。

 

新しい発想を得るために掃除したり、不要なモノを捨てるのはアイデア獲得の効果的な方法です。

 

情報を遮断してみる

 

情報を遮断してみることでアイデアを得る方法です。

 

現代社会で私たちは、インターネットやテレビや雑誌と様々な情報に24時間さらされています。

 

そういった、情報の氾濫の中には価値の低い雑情報も多くその情報によって惑わされ反応させられてしまっていることもしばしばあります。

 

一人で誰にも邪魔されず、孤独になってみる時間は現代では重要になっています。

 

そういった邪魔や雑情報が入らない時間を作ることで普段は考えられなかったことを考えられたり、自分が本当に作りたいものは何なのかという心の奥にある思いを見つけることがあります。

 

そんなときに新しいひらめきやインスピレーションが訪れることがあります。

 

日常、情報収集に励んで忙しくしている人などはなかなか情報遮断して一人になるということは困難かと思います。

 

でも時々は新しいアイデアやひらめきを得るためにわざと孤独な時間を作ってみてください。

 

創造の時には孤独は必要です。

 

孤独の時間は創造にとってはゴールデンタイムになりえます。

 

新しいアイデアを得たときの注意点

 

新しいアイデアを得るときに一つの注意点があります。

 

それは、アイデアを思いついたらすぐにメモや記録をするようにしておくことです。

 

せっかくのアイデアやひらめきを得られたとしてもそのアイデアを記録しておかないと、10分後には忘れてしまっていることがよくあります。

 

メモやボイスレコーダーなどでアイデアを残せるように、記録できるものを事前にちゃんと準備しておくことが大切です。

 

せっかく得られたアイデアを逃がしてしまうのは本当に勿体ないですからね。

 

まとめ

新しいアイデアを得る方法をお伝えしました。

 

お伝えしたアイデアを得る方法は、興味のあるものは是非実際にやってみてください。

 

自分にぴったりの新アイデア獲得術かどうかは実際に実行してみないと判断できません。

 

ですから、気になった方法はまずは試してみることをお勧めします。

 

自分に合うアイデア発想法になれば、物語のアイデアやコンセプトを作れる大きな力となって、あなたのクリエイトを支援してくれます。